気になる言葉
2006年度新卒学生のための掲示板を時々のぞくと、こんな言葉がよく見られる。
学業でも遊びでも残りの学生生活を思いっきり満喫したい
こうやって気ままに旅行に行けるのも学生のうちだけなので、その特権をフルに活用したいと思います
社会人になっても来れたらいいなぁ…
学生らしい思い出を作りに・・・
彼らは何でこんなことをいうのかなあ?
僕は、もっと人生は連続的に捉えてもいいんじゃないかと思う。
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人...そんのふうに区切って考えなくてもいいんじゃないか。たとえ、区切って考えたとして、「社会人」になっても
馬鹿やってもいいじゃん。
世界遺産くらい見に行ってもいいじゃん。
勉強、遊び満喫すればいいじゃん。
と思うんだけど、そういう発想にならないということは、
- 社会人になると「学生らしい」活動ができなくなるから?
- 「学生」を思う存分楽しみたいから?
掲示板からは、さびしさのようなものを感じる。
楽しく思い出づくりに励むのはよいけれど、それが学生である環境の下でしか実現しないようなら残念だなあと思う。